File05:ファイナルスターフォース(テクモ)
タイトル  編隊を組むザコ敵

ステージ最後にはボス出現  こんな懐かしい演出も



★あの「スターフォース」の正当な続編

ファミコン世代なら「スターフォース」というゲームを存じている方は多いのではないでしょうか。

ファミコンで発売されるや否や、その類まれなるゲーム性にあっけに取られ、大人気作となった伝説のシューティングゲームです。
撃ちまくりの爽快感に加え、個性的な軌道を描きながら飛び交う敵、上級シューターをも唸らせる弾幕から数々の隠し要素など、当時の我々からしてみれば「ファミコンでここまでできるんだ!」と驚きの連続でした。

特に隠しボーナスは熱く、「ラリオス5万点ボーナス」とか「ジムダ・ステギで8万点」、そして究極の隠しボーナス「ゴーデス出現ボーナス100万点」など話題に事欠きませんでした。

ファミコン版を発売したハドソンがこれらのボーナスを踏襲しながらスターソルジャーシリーズを展開させていった経緯もあります。
確かこのゲームがきっかけで「高橋名人」も生まれたのではないかと。


そんなファミコン版のスターフォースなのですが、実際はアーケードゲームが基になっている事を知っている人は少ないかもしれません。

アーケード版の「スターフォース」はテーカン(現テクモ)からリリースされており、ファミコン版のゲーム性がそのまま楽しめます(マニアからすれば微妙に違うと思いますけどね)。

アーケード版は、一部の違いを除いてはファミコン版と何ら変わりない内容です。敵の飛ぶ軌道の微妙な違いはあるものの、シューティングという点ではファミコン版と同様の内容で楽しめます。


そして、この伝説のシューティングゲームの続編にあたるのが「ファイナルスターフォース」です。
実際にはファミコン版に「スーパースターフォース」という続編の作品はあるのですが、アーケード版シューティングの続編としては「ファイナルスターフォース」が正当な続編です。

「ファイナル〜」は発売された時期が時期だけあって、かなり現代チックな味付けがされています。
ショット連射がほぼ無制限で、回数制限有りのボンバーも装備されています。そしてスターフォースにもあった「パーサー」のシステムはパワーアップという形を取っており、取得するアイテムによって、3種類の装備が得られます。

現代チックな味付けということで、各ステージが明確になっており、ステージラストには個性的なボスも出現します。

今時ありがちなシステム(笑)を投入した事により、現代版スターフォースは普通のシューティングライクに楽しめるようになっていますが…


★連射があればオールオーケー

このゲームのシステムの中で面白いのが、時間が経てばパワーアップする方式です。つまり何も考える事なく撃ちまくりに専念できる、ということです。
復活の際も時間が経てばパワーアップするので、ミスの後もそこまで神経を使う事無くゲームを進行させることができます。

そしてそれ以上に奇抜なシステムが、連射していればボンバーが勝手に溜まっていくというシステム。
持っているボンバーが少なくても、連射さえしていればボンバーが溜まっていくので、難しいポイントに差し掛かれば簡単に無敵回避が可能です。


しかしその奇抜なはずのシステムが、逆にゲーム性を台無しにしているきらいがある点は否めません。

ファイナルスターフォースのボスはかなり激しい攻撃をかましてくる敵が多いのですが、正直なところ、連射していればボスに辿り着いた時点でボムが溜まるので、ほとんどのボスがボムでゴリ押しできてしまうのです。

さらにうれしいことに??同じ装備アイテムを取得すればボムがさらに1発追加されますので、使いすぎても足りるぐらい…
ボムがかなり使いまくれるので、避ける快感が全然無いのです。


後半に行くほど敵の攻撃は激しくなるのですが、Bタイプ(ワイド+ミサイル)のフル装備で出てくる前からほとんどの敵を倒していけます。硬い敵も連射さえあれば全然怖くありません。といっても、柔らかい敵がほとんどですが…

ボスに関しては、ボムを使用しながらの重なり撃ちでほとんどオーケーです。何と全てのボスがこれだけで攻略できてしまいます。ラスボスでさえも…


攻略法さえわかってしまえば、ここまでヌルいゲームはないのではないかと思われます。もしかしたらシューターの中には初見でクリアできてしまった人もいるのではないでしょうか?

ちなみにK-HEXは初見クリアこそしていないものの、3回目のプレイでクリアできました。結局気をつけるべきなのは画面中央端から出現する敵ぐらい…


伝説のゲームの後継というにはふさわしく内容です。
正当な続編だというのに、これでは…


★エンディングは2種類なんだけど

このゲームにはエンディングが2種類あります。

9面に出現する地球破壊爆弾らしき物体?を撃破できたか否かでエンディングは変化するわけですが、エンディングといっても、ただ主人公の自機の1枚絵が表示されてメッセージが変化するだけ。

しかも全文英語なので、全然読めません(爆)
悲しい…。


残念ながら最後の最後までチープさの否めない出来です。
せめてエンディングはリキ入れて作って欲しかった…


★懐かしい画面に思いを託し…

唯一の救いは、たま〜に旧スターフォースを思わせるような画面に何度か出くわす事ぐらいでしょうか。

敵の中にも「あ、これ懐かしい!」って敵が何体か出現します。
でもかつて分裂する敵として注目を集めたスプリッタが何でもないザコとして登場するサマは笑うに笑えないのですが…


また、高次面では前作スターフォースの背景がそのまま使われているポイントもあるので、妙に懐かしい思いに浸ることも…
ついつい地上物を撃ってみたいと思ったりする衝動にかられそうです(実際は背景なので撃つ事はできませんが)

ジムダステギはないです
↑さりげなくジムダが…(もちろん背景)



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