File03:弾銃フィーバロン(ケイブ)
人が飛ぶタイトル  1面ボスはまだヌルい

2面でサイボーグ集め  ステージクリアでフィーバー!!



★…フィー、バー!!

ケイブがかの名作「エスプレイド」の次回作として出したのがこのゲーム
「弾銃(ダンガン)フィーバロン」。


原点回帰をコンセプトとして作られた作品で、これまでケイブの出してきた「怒首領蜂」「エスプレイド」のような遅い大量の弾幕を避けさせるゲームとは違い、少なくても速い弾を避けるという、いわば昔の東亜プランのゲームによくあったようなシステムを取っているのが特徴です。

今時のシューターに「昔のゲームはこんなんだったんだぞ!」とアピールをしているかのような挑戦状的なゲームになっております。


とはいえ遊び方はシンプルそのもので、1レバー2ボタンという、シューターには御馴染みの形態で遊べます。


★サイボーグ稼ぎが熱い

このゲーム、とても稼ぎが熱いゲームで、稼ぐか稼がないかではプレイスタイルは大きく異なってきます。

稼ぐ時は敵を撃破するとボロボロ落ちてくるサイボーグ兵を集めまくることになるのですが、早く敵を倒さないとサイボーグ兵がなかなか出現しないようになっています。サイボーグ兵を拾った際の連鎖スコアが敵を撃破したときの得点になるため、速く敵を撃破しては、サイボーグ兵を1人たりとも逃さずに集めまくるというプレイに終始します。
1人でもサイボーグを逃すと連鎖スコアが0に戻るので、とにかく敵弾よりもサイボーグの方に目が行ってしまいがち。

ステージ毎の初期ハイスコアはサイボーグを一人も逃さないようにしないと叩き出せないスコアになっており、ここらへんは中級〜上級プレイヤーを熱くさせる要因になっています。

上級者にもなると、それはもう画面上寄りにポジションを取り、敵弾を恐れずにサイボーグ回収というすさまじいプレイに(笑)


★好きな機体をカスタマイズ!

また、このゲームでは最初に自機の形態をカスタマイズできるのも特徴です。
ショット・タメ撃ち・スピードの3つをカスタマイズして自分なりの機体を作りながら、全5ステージを戦い抜きます。

これが本当にプレイスタイルに大きな影響を与えるようになってます。

例えばCタイプのボム装備は稼ぎにはとても向いているのですが、ボス戦では苦戦を強いられる。
Bタイプのロール装備は平均的な特徴…といった具合です。

また、スピードに関しても同じで、2速だと弾避けに有利で稼ぎには不利、4速の場合は弾避けがかなり難しい代わりに稼ぎにはとても有利といった具合です。


機体のカスタマイズによって、攻略法にも大きく差が出てきます。
例えばロールで前もって出現する嫌な敵を撃破出来る場所でも、これがボムになると嫌な敵の出る場所には優先的にボムを2個以上置いておく…といった形になったりします。

こうして自分なりの機体を作り上げて攻略する、という楽しみもあります。
(ちなみにK-HEXはCタイプ+ロール+4速の先手必勝で稼げる形)


★しかし難しい…

とはいえ、このゲームの難しさは常軌を逸したものがあります。特に後半戦である3〜5ステージ。


2ステージでも初心者によけさせるにはキツい弾が目立つのですが、3ステージになると、敵の場所をきちんと覚えたとしても、ボム無しでよけるには厳しい弾が目立ってきます。
特に3ステージ後半の中型戦車の強さには舌を巻きそうになりました。

さらに4ステージ以降は、速度の速い弾をガンガン撃ちまくる敵が引っ切り無しに登場して気が抜けません。もうここら辺になるとシューティングに馴れた中級者でも苦しくなってきます。
ボムも足りなくなり、八方塞がりになってやられる事を覚悟して望まないと正直無理です。敵のパターンを覚えても、一瞬でも撃ち損じると終わってしまう状態に…


ボスの強さも印象的。
ランダムで飛んでくる速い弾の応酬が多く、すでに2ボスからランダム方向に飛んでくる速い弾が出てきます。
2ボスの緑の高速弾は間違いなく初心者には辛いです。


★俺の死因の8割方はヘボミス

しかしそれ以上に困るのがヘボミス連発。

このゲームの稼ぎは先ほど行ったとおり、サイボーグを逃さず取ることなのですが、こればかりに集中しているとどうしてもサイボーグ兵に目が行ってしまい、敵弾に目が行かなくなるという困った傾向に陥りがちです。

自分のような中級シューターになると、稼ぎを狙って頑張ろうとするのですが、なぜか頑張れば頑張るほどヘボミスの罠に陥るという困った傾向になりやすいです。
サイボーグが一人でも画面外に逃げて行こうものなら、使いたくもないボンバーを使ってしまい、ただでさえ難しいボス戦でボムが足りなくなり、死亡…
なんてことに。

稼ぐ人はスピードを3〜4速にするのが常なのですが、この状態だと前半面のヌルい弾が非常によけにくいです。
よってポロっとこぼれた弾での死亡率が異常に高いです。サイボーグを取りに行こうとして、そこら辺に浮いた弾に当たるとか…


これが中級者を敬遠させる一因になっていると思うのは自分だけ?
もちろんやり込めばそれなりに上手になっていくのがわかるのですが、ヘボミスが多すぎて投げ出してしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか。


おかげさまで、K-HEXも1コインでステージ5まで行けるのは30回やって1回程度という低さ。
前半面ばかり上手くなってもしょうがないっつーのに(笑)


★面白いけど…

結局、初心者には難しさで、中級者以上の人にはヘボミスの連発でプレイヤーを引き離した感があると強く感じます。

原点回帰の弾の速度ではあるのですが、ケイブのお家芸である遅い弾の連発も多数見受けられるため、それらの複合がかなり弾幕をよけにくくしているようにも思えます。それもすでに前半戦から。

そのせいで結構作りこまれたゲームにもかかわらず、その面白さがわからずに敬遠された傾向があるのは非常に惜しいところです。
自分もかなりやりこんだ者ですので、どうにも(汗)


★ディスコでフィーバーな舞台背景

舞台背景は1970年代ディスコをモチーフとした世界観。
それこそディスコチックな演出が目を引く場面に何度も出くわします。

裏設定のストーリーではアフロやダンシングガールが登場してますし、ステージ間のデモではミラーボールをバックにダンサー共のシルエットが浮かび上がってきます。

そしてそれをさらに印象づけるような演出がサウンド。
それこそ70年代のディスコを髣髴させるようなディスコサウンドがバリバリ流れて脳内麻薬になりそうな勢いです。

個人的にお気に入りなのが2面の音楽で、初めて聞いた時はかの有名な「ブギーワンダーランド」を思い浮かべました(笑)。
他のステージもどこかで聞いた事のあるようなファンクやらが揃っているので、思わずやんちゃな頃を思い出す人も多いのでは。
これも原点回帰の力?


惜しむらくはプレイ中にディスコチックな演出が少ないところ。
もしも次回作を出すのであれば、ミラーボールを敵にするとか、六本木のディスコを背景にしたステージを作るとか、ステージクリア後にアフロヘアーのにいちゃんがアップ顔で
「Yo,men! 食後の歯磨きはしてきたのかーい!」
「ナイスでスウィングな俺の腰付きをたっぷり見せてやるぜ!!」

とか行ってくれれば、俺的にOKだったのに(笑)


そういえばプレイ中にアフロ系の人って出ないよね…


★隠し仕様でフィーバー!

このゲームにはナイスな隠し仕様が用意されています。
それがタイムアタック&魚太郎コマンド。

タイムアタックコマンドはデモ画面でも登場するのですが
A+Bボタン押しっぱなしでスタート
でOKです。

3分間のタイムアタックモードになり、残機使い放題でそれこそクレイジーに暴れまわる事ができます。
後半面の敵も軒並み出現するので、今まで見たことのない敵を見たい人はチャレンジしてみては??


また、スタート画面でコマンドを入力すると、ケイブのパズルゲーム「魚ポコ」の主人公である「魚太郎」が使用可能になります。

やり方は
スタート画面でレバーを下→上→右→左→上→下→左→右と入力
でOKです。

この猫は攻撃力がべらぼうに高い代わりに、スピードがそれはそれはクレイジーなほどに速いという欠点を持つすごい機体。
しかも、この猫はボンバーを持っていないという破滅ぶり(ボンバーボタンは機体のショット方向を変えるときに使用)。

しかしスコア狙うなら必ず制御できるようになりたい機体で、うまくいけば3面突入で200万点を超えられます。
ちなみにタイムアタックと併用可で、驚異的なスコアを目指したいのであれば、迷わず選べ!!ってことです。


それにしても、この猫で(真の)ラスボスを拝んだという強者がいるというのだから驚き。人間って進化する生き物なんですな…。

武器はイカ!スピード激速「魚太郎」  なんと1面でここまで叩き出せる!


★真のラスボスでフィーバー?

さらにこのゲームにはある条件を満たすと、最終(5面)ボスを撃破した後に真のラスボスが登場するという、火蜂のケイブ(笑)らしい仕様が隠されています。

やり方は
全ステージをノーミスでクリアする…

って「できるかー!!」な内容。
ですが、見られる人もいるからすごいです。


ただこのボス、ボンバーを使わない限り無敵状態で戦えるということなので、実は単なるボーナスキャラと化しているところが何とも笑えます。
これは極限まで高まったパイロットのダンスエナジー!!によるものでも何でもなく、単なるバグみたいです(笑)

一度見てみたい。



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